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からめものーと。

特に何もありません。

父親エンジニアが長期育児休暇を取ったときの話

この記事は「子育てプログラマ・IT エンジニア・Web デザイナー Advent Calendar 2015」の参加記事です。

www.adventar.org

我が家には 4 歳 (今月 5 歳になります) の男児がいます。好きなものはニチアサと電車で、最近プラレールのレイアウトが自分で作れるようになったようで、毎日のようにレイアウトを作っては遊んでいます。もう少し片付けもしてくれるといいんですけどね。

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さて、私は 2011 年 2 月から 3 月までの 2 か月間、育児休暇を取っていました。男性の育児休暇は珍しいのと、長期で取得したケースというのもあまりないかと思いますので、当時のことを記してみたいと思います。

どうやって会社と交渉するか

私の場合、子供の出産予定日の半年前から上司に相談していました。ギリギリだと会社としても要員計画ができないと思いますので、ある程度余裕をもって相談するのがいいかと思います。社員数 160 名くらいの中小企業で、男性が育児休暇を取得した前例はなかったのですが、割とあっさりと OK が出た気がします。IT 企業でも老舗の部類に入る古い企業なので、福利厚生がしっかりしていたのも運がよかったと思います。

今は転職してベンチャー企業に勤めていますが、今の勤め先で育児休暇を申請するのは現実的には難しい気がします。この点については、当時の勤め先には非常に感謝しています。

結果論ですが、男性が育児休暇を取得すると、新入社員の採用の際にアピールできるなど、会社としてのメリットもあるようなので、そのあたりから攻めてみるののいいかもしれません。実際、取得後に総務のエライ人に「取得してくれてよかった」と言われました。

お金のこと

育児休暇を取得する場合、一般的に会社からは給料は出ませんが、育児休業給付金というものが出ます。私のときは給与の 50% が出たのですが、制度改正されて今は 180 日目までは 67% 出るようですね。社会保険料は免除になりますので手取り額でいうともう少し出ると思います。具体的にいうと、2 か月で家計がマイナス 10 万円くらいでした。

allabout.co.jp

取得してよかったこと

我が家の場合、両親ともに遠いところに住んでいるので、身近で助けてくれる人は誰もいません。父親として手助けできることは寝かしつけと親のご飯作るくらいしかできないのですが、子供の世話をすることの苦労は嫌というほどわかりましたし、勉強になりました。

自分ルールとして、さすがに他の人が働いているのに悪いと思って、育児休暇中は禁酒をしていたので、結果的に 3kg ほど痩せました。子供をあやすときに大きく揺らすのがちょうどスクワットみたいになってそれもよかったみたいです。今は体重は元に戻るどころかかなりオーバーしていますが。

あと、これは完全に偶然なのですが、育児休暇中に東日本大震災がありました。そのときは家族で昼寝中 (新生児は夜中も起きるので昼寝しないと体力が持たない) だったのですが、揺れに気付いて慌てて家具とテレビを押さえたのを憶えています。東京なのでそれほどひどいことにはなりませんでしたが、輪番停電があるかもしれないという話で気をもんだり、店頭からおむつが全くなくなったりといろいろありました。後から周りの同僚の話を聞くと、帰宅難民になったりした人も大勢いたようなので、家族離れ離れになることがなくて本当によかったと思います。

気を付けなければならないこと

長期育児休暇を取ると会社のことを完全に忘れます。具体的には、復帰日を 4/1 にしたのですが、すっかり休みボケしていて 3/28 (月曜日) から出勤してしまいました。どうしてそういう思考になったかわかりませんが、月曜日から出勤だとキリがいいと思っていたんですよ…。ということで、休暇中もできれば会社との連絡は定期的に取るようにしましょう。

まとめ

自分のことをイクメンというつもりはありません。結婚当初から家事は分担してましたし、子育てだって分担するのが当たり前だと思うからです。子育てというのは大変な作業で、それを母親だけに負担させるのは無理があります。特に、我が家のような、祖父母の支援を得られなかったりする、孤立した家庭の場合は、無理をせずにいろいろな支援制度を使っていったほうがいいと思います。また、支援制度を使うことで、他の人に負担をかけていることは間違いないことですので、会社の人をはじめ感謝の気持ちを忘れないようにすることがとても大切です。